ホテル日航 2010 1 9

 今、世間では、株式市場でも、
毎日のように、日本航空の経営問題で大騒ぎになっています。
この問題に関しては、「今頃になって」という思いがありますが、
「時差」があるから仕方ないのでしょう。
(下記の「日本のGM 2009 6 13」を参照)
 ところで、日本航空というと、
私は、ついホテル日航を連想してしまいます。
日本のホテルとしては、よい物件だと思います。
 私は、かつて、ホテル日航新潟に泊まったことがあります。
なかなか、よいホテルでした。
これなら、外国人が宿泊しても問題ないと思いました。
外観も室内設備も、高級ホテルという趣ですが、
料金は経済的で、ビジネスホテルとしても使えるでしょう。
すべての客室が、高層階にあり、
床近くまである窓ガラスは開放感があります。
足元には、日本海へ注ぐ信濃川が見え、
視線を上げれば、広大な日本海が広がります。
この海の向こうには、韓国、北朝鮮、中国、そしてロシア。
複雑な国際情勢と、「新潟島」にも思える夜景が交差する。
同じ複雑さでも、この夜景は、宝石箱をひっくり返したように美しい。
その向こうには、漆黒の日本海が広がる。
漆黒の海が晴れるのは、いつの日か。
韓国、北朝鮮、中国、そしてロシア。

日本のGM 2009 6 13
 株式市場としては、アメリカのGM問題が決着したので、
「やれやれ」という思いがあるでしょう。
 そうなると、次に気になるのは、日本の「GM」でしょう。
もちろん、日本の株式市場には、GMという会社はありません。
これは、たとえ話として出したわけで、
日本の「GM問題」とは、JALのことです。
 手元にある資料を見ると、
2006年から2009年の決算内容は、厳しいと言わざるを得ないでしょう。
(2006年は無配、その後も無配)
2010年も厳しい見込みと予想されます。
確か2007年まで世界経済は絶好調だったのではないでしょうか。
(日本企業の決算も、絶好調だった)
 株主は、こう思っているでしょう。
「そもそも、株式会社とは、どういうことか。
株式市場に上場しているということは、何をしなければならないのか。
 株式会社とは、仲良しサークルではない。
ましてや互助会でもない」
 今のままでは、将来、
半官半民の企業を目指すことになるのか、
それとも公社化でしょうか。















































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